一昔前はテレクラが、速効性のある出会いの場としてかなり有効だった。別にパソコンの普及や出会い系のサイトのせいと言う訳ではく、大抵のモノは流行り始めの頃の方が活気があるということだ。最初は純粋な出会いの場だったテレクラも、援助交際・児童売春の温床になり、衰退の一途を辿って行ったように思う。そういった不満を感じてから次第に足が遠のき、今では全く行かないようになってしまった私だがメンバーの影響もあって、久しぶりにテレクラで女性を探す事を決意した。
■敵陣へ赴く前に
『戦に勝つためには相手をよく知ること』当たり前の論理である。私はまずテレクラ関連の個人サイトをあたってみることにした。 残念な事に男側の経験談しか見当たらなかったが、しかし諸先輩の意見を取り入れるにやぶさかではない私だ。躊躇せずにクリックした。そして 圧倒された‥‥物凄い情報量で、しかも的を得ている。中にはあまりにも嘘臭い体験談もあったが、大抵の物は内容が濃く、作者の執念さえ感じられた。しかもそれらが提示している方法は、実効性がありそうだ。以下は諸先輩のサイトから抜粋させて頂いたものである。
◎会話時間は10〜15分で十分
会う事を目的としている男性諸君へ向けられたアドバイスである。よく「30分は話そう」と言われるが、30分以上も話したらお互い疲れて会う気も失せるし、『儲けたい』という店の都合なだけ。元々会う気で来ている女性は10分やそこらで充分であるということなのだ。
◎年令を偽りたいなら最低限、干支は覚えておこう
年齢を偽った時、あまりに疑わしいと『じゃあ干支は?』と聞かれる事がある。ここで詰まってしまったり間違った答えをだすと切られてしまうらしい(偽った事がないので知らないが)。これを逆に、女の子の実年齢を暴くためのテクニックとして利用出来るという。
他にも『公衆電話からかけてくる女の子は出会える確率が高い』や『遠くから判断できるように、待ち合わせの場所は見晴しの良い場所で』というように、仔細に渡る情報を得た。
■いよいよ出陣 〜カメラバックを携えて〜
戦場と言えば新宿か‥‥根拠もなくそう思い、中央線に乗る。昔来た事がある某テレホン倶楽部に入った。ここでは早どり形式ではなく、フロントを介して繋げられるので電話の周りにへばりついていなくてもいい。煙草をふかしながらアダルトビデオを観ていると‥‥電話がきた。
「もしもし」「もしもし」緊張の一瞬だ。
一回目
相手「もしもし」
私「もしもし、こんばんは。」
相手「ゲンキー?」
私「え?あ、ハイ。」
相手「ゲンキー?」
私「えーハハハ、元気です。」
相手「ゲンキー?」
私「‥‥えっと‥。」
相手「つまんなーい!もっと最初からカマせっつの。」
私「‥‥‥。」
相手「バイバーイ。」
いきなり若い娘のテンションに 気後れしてしまった。次は頑張ろうと心に誓う。
二回目
相手「もしもし」
私「シモシモ〜!」
電話が切れた。
■欲望うずまく新宿歌舞伎町
やはり無理してはいけないものだ。その後、普段の自分で何人かと話して気の会う子を見つけた。専門学校に通
っていると言うトモミ(仮名)は今時にしては珍しい内気な感じの子で、しかも19歳である。『これだ、この娘だ』私は直感した。ハメ撮りの事は触れずに『個展を開くために写
真のモデルを探している』という事を手短に伝えた。『私アラーキーとか結構好きなんですよ』以外とあっさりOKが出たので、早速アポを取って待ち合わせ場所へ急ぐ。歌舞伎町の某居酒屋の前で待ち合わせした。